医療保険についてですが、セミナーでは最低限入っておくのも手ですといっておりますが、そのなかでお話しているのが「実費保障型」と「共済」です。
このうち、「実費保障型」についてです。
商品でいうと、
・ソニー損保「入院実費型の医療保険Zippi」<ジッピ>
・AIG損保「医療保険(実費補償型)」みんなの健保
になります。
基本的には5年間の定期保険で
入院費用の実費、差額ベッド代金、食事代等、先進医療の費用が出るものです。
通常の医療保険は入院日額5千円とか1万円とかで契約し、標準で最大60日、長くて120日などのタイプが主流ですので、どんなに入院しても最大60万~120万+手術費用が出るのに対して高い保険料を支払っています。
対して実費型は安い保険料で必要な入院期間の分だけ費用が出る保険です。
*zippiの場合限度額20万/月 120万/1入院マックス 通算720万限度
3/11追記
*通常の入院日額タイプの医療保険は支払限度額が最大1入院最大60日や120日タイプで、支払い通算限度額が1000日程となどとなっています。
メリットは
・高収入で高額療養費の支払額が高額になる方はメリット大。
・加入時に日額いくらと考えなくて良い
・5年定期なので割安
・オプションは自由に追加削除できる(差額ベッド代、入院諸費用、先進医療)
・国民健康保険に加入する自営業者の場合は、傷病手当金・障害厚生年金や付加給付は支給されないので社会保険加入者並みの上乗せ分として考える。
デメリットは
・上限(1か月20万円、1入院120万円、通算720万円)があるので、必ず、自己負担した分が支払われるわけではない。
(他の医療保険などにも上限があります)
・5年更新型で段階的に保険料が上がっていくことと、最長保障は80歳までなので高齢期の保障が心配。
・入院が条件なので、通院治療にシフトしつつあるがん治療にはパワー不足
(これについては、zippiではセコム損保の「自由診療保険メディコム」との組み合わせプランを提案している)。
となっています。
ためしに30歳で試算してみると
入院費用3割負担分
差額ベッド代12000円
入院時諸費用1000円
先進医療2000万まで
で
2001円です。
セコムのメディコムがセットで見積もりすると
と、こんな感じ。
AIG損保の場合は
基本的な保障の入院費用の実費、入院諸費用(差額ベッド代金、交通費、ヘルパー費用、ベビーシッター費用、親族付添費、雑費)、食事代等、先進医療の費用
にプラスして特約で回復支援費用保険金、通院医療補償、特定疾病診断給付金があります。
どちらもT-PECがついていますのでセカンドオピニオンもバッチリです。
セカンドオピニオンで遠方の場合にはAIG損保だと、そこまでの交通費も出ますのでお勧めです。
SONY損保はインターネットで簡単に見積もりができます。
AIG損保は損保会社の営業マンか、保険ショップで問り扱いがあると思いますので見積もりをしてもらうのもいいのではないでしょうか。
ちなみに私は富士火災(現AIG損保)の保険に加入していて1200円/月の保険料です。
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