ダブルアイリッシュダッチサンドイッチという複雑な手法でグーグルやアップルコンピューター、スターバックスなどが税金を払い逃れるという手法が行われていますがEUとG20の国々で検討されはじめましたというニュースです。
「Google税」導入の英国ほか欧州がさらに規制強化 Google、Appleなどの租税回避に終止符か
個人的には大企業はきちんと税金を払ってもらって、個人の海外資産には税金をかけてもらいたくないですね。
ということで以下に有名な会社の節税対策を簡単に。
スターバックスはブランドロゴなどのパテント料金とコーヒー豆の仕入れと焙煎加工の国を分けたり、オランダに利益を移して売り上げの多い英国での税金を逃れています。
アップルはアイルランドの子会社に利益を移転し現金の70%を海外で保有したり
グーグルは知的財産などをアイルランドの子会社に移転したり、
アマゾンはルクセンブルクに利益を移転したり
とグローバル企業は節税に関してあの手この手で合法的な枠内でやっていますが、あまりにも売上、利益に対して払っている税額が低いために非難されています。
数年前にイギリスでスターバックスの税逃れがわかったときには市民がスターバックスをボイコットする運動が起きたのは有名ですね。

Picture Craig Hibbert 8-12-12 UK uncut demonstration at Starbucks Vigo St. London.
日本の企業ではパラダイスペーパーなどでNHKなどが明らかになりましたが日本では一切報道がされませんね。
法人の税逃れが厳しくなる方向ですが、個人の海外投資関係もこれから厳しくなっていきそうですので海外投資を考えている方はなるべく早いほうがいいと思います。
カナダの基金を使用した学資金運用も今年一杯で日本では売止めとなるようです。
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